ステータスの合計値が他のキャラより1多いハイスペックキャラ。豊富な必殺技が強力なものばかりで、スキル5なのでガンガン攻められる。
・ステータス
ストレングス4 スピード3 スキル5 スタミナ1
・通常攻撃のリーチが短め。やや攻撃の隙間があるが、目に付くほど割り込まれやすいわけではない。ヒット数が多く、全体動作としては遅め。
・上入力のジャンプ攻撃で天魔空刃脚が出る。昇竜拳の後の空中の隙をカバーすることができ、ヒット後に走って反対側に回ればループできる。
・投げは飛距離が長めで普通に使えるが、巻き込みにガードブレイクがない。
・メガクラッシュは判定が出続けるタイプで、範囲と長さがちょうど良い。
・波動拳は遠距離ヒットだとダウンせず、近距離で当てると威力がアップしてダウンするという特殊な仕様。波動ハメはできない。また、飛び道具なのにたまにガードされる。
・昇竜は無敵&ガードブレイクあり。昇竜からの天魔豪斬空がお手軽で非常に強力。敵が高い位置にいる時に撃つとカス当たりになるので、クリーンヒットさせるには少し落下してから。
・竜巻はケンと同じくヒット数が多いタイプ。突進技がこれしかないので使っていかざるを得ないのだが、ヒット時の浮き方が低いせいで、ガリガリ蹴っている間にカス当たりした敵がこぼれやすく、そのままコンボ継続するとダウンした敵が背後で起き上がって攻撃されるというパターンに陥りやすい。結果、集団に対してはコンボを中断しなければならない場面が多く、リュウの竜巻の方が使いやすさは上。パリングからのコンボも昇竜拳→空中竜巻を使った方が良い。
・空中竜巻は地上版よりは敵がこぼれにくく、昇竜とセットでコンボの主力になる。ただし着地に隙がある。昇竜から繋ぐときは、下降中に出すと全部ヒットしないので、上昇中に出した方が良い。
・斬空波動拳は飛び道具だがガードブレイクがない。空中竜巻の後の追い撃ちなどに。
・灼熱波動拳は発生が遅いが、普通の波動拳とキャンセルで交互に撃つとかなり連射できる。距離が離れているときは、砲台モードに切り替えて戦うのもあり。
・阿修羅閃空は移動中無敵。これを使って技の隙などを消し、攻撃を受けないようにスタミナ1をカバーしたいところ。メガクラッシュや着地の後に即座に出すことはできず、ジャンプに化けてしまう点には注意。
・瞬獄殺は110ダメージと驚異的だが、単体にしかフルヒットしない上、天魔豪斬空の方がさらに強く、フルヒットで144ダメージも出るのであまり使わない。この威力は桁違いで最強のアルティメットムーブと言っていい。昇竜から出せば潰されることもない。しかし、瞬獄殺は雑魚戦では役に立たず、豪斬空は空中技で咄嗟に出せないというのが混戦でやや使い勝手が悪い。また、通常はほとんど気にならないが、豪斬空のヒット数には上限があり、ベルガーステージの冒頭のように敵が大量に密集しているところに撃つと途中で消えてしまう。ちなみに、瞬獄殺はミスするとマナを消費しないという地味な利点がある。
V.04からの変更点
・多段ヒットする飛び道具系アルティメットムーブのヒットの仕様が変わって、密集している敵にも天魔豪斬空がちゃんと当たるようになった。反面、クリーンヒット時のダメージが120前後に低下(ボス相手だとカス当たりが多くなった?)。
・まとめ
これだけ高性能なキャラだが、やはりスタミナ1なので安定はしない。死ぬときはあっさり死ぬ。他の道着キャラに比べるとメガクラッシュが優秀で、阿修羅閃空でも包囲から抜けられるのが強み。
道着キャラ全般に言えることなのだが、このゲームは基本的に空中に飛ぶという行動が隙を伴うため、昇竜と竜巻が主力という時点で隙ができてしまうのはどうしようもない。豪鬼は必殺技のヒット数が多く、巻き込み性能が高い反面、攻撃中のヒットストップが長く、その間に漏れた敵を自由にさせてしまう。ボス2体を相手にしている場面では、1体が竜巻からこぼれた時点でほぼ反撃を貰う。そしてスタミナ1なのでその1発が非常に痛い。この欠点はケンと同じ。原作と同様に、ポテンシャルの高さを引き出すには事故らずにプレイできる力量が求められる。上級者向けのキャラ。