ケン(ケン・マスターズ)

スピード寄りのバランス型キャラ。

 

・ステータス

ストレングス3 スピード4 スキル3 スタミナ2

 

・通常攻撃のヒットストップが長い。しかもリーチも短いので、せっかくの優秀な投げになかなか繋げられない場面が多々あり、立ち回り能力の足を引っ張っている。

ダッシュ攻撃のリーチが短い。

・前投げの地獄車は大きく前進しながら2ヒットする。敵の大群を押し込んだり攻撃回避に便利。後ろ投げは標準的な性能。投げ巻き込みにガードブレイクがないのが残念。

・メガクラッシュが空中タイプで短く範囲も狭い。囲まれたり飛び道具の嵐に巻き込まれると、敵を全然散らせないまま嬲り殺しにされる。低体力が痛い。

・大きく横っ飛びする昇竜拳が生命線。無敵&ガードブレイクありで3段ヒットする。前面からこの技で切り崩していくのが基本になる。高く飛ぶ分、技後の隙がかなり大きく、無闇に乱発はできないが、竜巻である程度はカバー可。というか必須。

・竜巻もヒット数が8とやたらに多く、巻き込み性能は高い。ただし上からの攻撃や、リーチの長い攻撃には潰されることもあり、これ単発で大群に突っ込むのは危険。また、ヒットストップが連続で発生して技の持続時間がかなり長くなるので、安易に乱発すると隙を晒すことになる。パリングから出せばコンボ始動技になるが、ガリガリ蹴っている間に後ろに回られたり、敵がこぼれることも多い。リュウと違ってガードブレイクはない。

・波動もリュウと違いダウンせず、威力も距離にかかわらず一律15。波動ハメにはこちらの方が向いている。ストレングス3でなかなか早く敵を倒せる。ケンにとっては一番隙の少ない必殺技なので、細かく動きたいときはこれとダッシュ攻撃で。

・チゴチャギは範囲が狭く、使いどころが難しい。敵の固まりを捉えた後ならこれの繰り返しでコンボしていくのが良いが、その状況に持っていくまでが大変。

・アルティメットムーブは2つとも残念な性能。リュウとの一番大きな差はここ。どちらも持続時間が短めで、巻き込み性能も微妙。しかも両方とも最後に飛び上がるので、こぼれた敵が着地の隙を狙ってくる。疾風迅雷脚は取り落としやカス当たりが多い。神龍拳は威力は高いものの、範囲が狭すぎて当てにくく、こちらもカス当たりになりやすい。使うなら浮かせた敵の下に竜巻で潜り込むような感じで拾っておいてから出すと多少は当てやすくなる。また、かなり高く敵を打ち上げるため、着地後すぐに走って反対側に回り込めばループできたりする。

 

V.04.1からの変更点

・龍閃脚が追加された。ショーンのリュウビキャクとほぼ同じ技。わりと判定の強い突進技で、昇竜拳やアルティメットムーブの後のカバーとしても機能し、無駄にヒット数の多い竜巻より使いやすい。特に昇竜拳の後に空中竜巻→龍閃脚と繋ぐか、そのまま龍閃脚を出すかの2択を状況によって選べるようになったことで、コンボの柔軟性が向上したのが大きい。神龍拳の後に出すと電話ボックスの上の弥七が取れるというメリットも。

 

・まとめ

やたらとヒット数が多い技が多いのだが、どれも奥まで刺さらず、集団に対して使うと前面の敵にしか当たらないため、ほぼ100%に近いほど取りこぼしが頻発する。結果、足元や後方にダウンした敵が残ってしまい、反撃を貰ってコンボが中断されるということが非常に多い。要するにコンボで敵の固まりを保持する能力が低く、ダメージ効率が悪い。ボス相手だとこぼした時点でリバサ攻撃からハメに持ち込まれることもあり、しかも低体力なのでそれが痛い。こちらもリバサ昇竜で切り返す手段があるとはいえ、それでも隙ができてしまうのは避けられない。

スタミナを犠牲にしているわりに、スピード4の恩恵はさほど感じられない。その分をストレングスかスキルに振ってくれていたらかなり違ったかもしれない。とはいえ、地獄車と昇竜拳は強力なので、なんとかそれを武器に戦っていきたいところ。