コーディー

ファイナルファイトの主人公。原作ではスタンダードなキャラだったが、こちらでは囚人になってからの技を覚えており、性能が大きく異なる。

 

・ステータス

ストレングス3 スピード3 スキル3 スタミナ3

 

・通常攻撃とダッシュ攻撃のリーチが短め。

・投げの飛距離が長く、巻き込みにガードブレイクもあるので非常に優秀。

・メガクラッシュが空中タイプで短く範囲も狭い。囲まれたり飛び道具の嵐に巻き込まれると、敵を全然散らせないまま嬲り殺しにされる。特に受け身で低空で出すと後方に攻撃判定が全く出ないまま着地してしまい、背後の敵から延々と起き攻めされる。

・クリミナルアッパーはヒット数が7と多く、ヒット中に敵を拘束できるため、キャンセルでナイフと交互に素早く出すと物凄い火力が出る。もちろんその分マナの消費も激しいが、ボスの体力が一瞬で溶けて痛快。前方にヒット数の多い攻撃が発生していることでバリアのように錯覚してしまうが、自分がその場に釘付けにされるということでもあり、リーチの長い攻撃やナイフは通ってくるので、動作中も油断はできない。単発で使うと硬直が長く、後半はキャンセルして次に繋げないと隙を突かれやすくなってくる。

・ドレッドダストはロックコンボ技で無敵があるので、これで敵をまとめてから他の技に繋げるのが基本。ヒットさえすれば動作中は無敵で強いのだが、いまいち奥まで届かず取りこぼしが発生したり、リーチの長い攻撃で出端を潰されたりすることもあり万能ではない。

・昇竜には無敵&ガードブレイクあり。技後にキャンセルで出せるのが空中投げしかないので、掴めなければ隙を晒すことになる。しかし空中投げは足元後方の敵まで巻き込んで前方にダウンさせられ、巻き込み範囲は非常に優秀。敵を押し込みつつ前面に集めるのに使える。しかもこの空中投げには着地の隙がなく、着地に弾などが重なってもメガクラッシュを出せば回避できる。

・ナイフは平均的な飛び道具。どちらかというと素早く前方の敵をどかしたい時に突進技がわりに使う場面が多い。細かく動きたい時もこれで。

・アルティメットムーブはデッドエンドアイロニーの持続時間がかなり長く、多くの敵を巻き込める。ただし、途中から近付いてきた敵には掠るだけで逃げられてしまうことも。ちなみに振り向いて出しているパンチには攻撃判定はない。敵がまとまっているときはファイナルデストラクションの方が威力が高いのでこっちで。範囲もなかなか。

 

・まとめ

主人公でありながら、やや癖のある技が多く、スタンダードな突進技がないせいで、前方の敵を蹴散らしながら後方の敵と距離を取るという戦い方がしづらい。主軸になる技はキャンセルしなければ隙が大きいせいでマナ消費も激しく、ガス欠になりがち。必殺技の貫通力と突進力がないという欠点が響いて、敵が増えてくるとコンボの安定性が下がる。また、メガクラッシュがかなり低性能で起き攻めに弱い。混戦中に一度ダウンすると立て直しが難しい。

通常攻撃と投げは優秀なので、立ち回りで良いポジションを取りながら敵をまとめて一掃する戦い方が向いている。昇竜→空中投げとドレッドダストの無敵を存分に生かしつつじわじわ押していけば攻め継続しやすい。